運営メンバー紹介

運営メンバーの紹介
(プロフィールとメッセージ)

指揮者

石﨑真弥奈(Mayana Ishizaki)


東京音楽大学、同大学院にて指揮を学ぶ。2017年、ニーノ・ロータ国際指揮者コンクールでニーノ・ロータ賞(優勝)および聴衆賞を受賞。日本各地のオーケストラを指揮し、オペラの分野にも積極的に取り組んでいる。

(c)Shigeto Imura

コロナ禍で、音楽科の先生たちとの交流が深まりました。
安心して交流・協働できる環境をこのコミュニティで作りたいと考えています。そして、横のつながりが深まることで、相乗効果も生まれるとわたしは信じています。
「むすびタイ!」を通して、クラシック音楽が児童生徒の興味や熱中の対象の1つになるよう、貢献できたら嬉しいです。

川瀬賢太郎(Kentaro Kawase)

84年東京生まれ。07年東京音楽大学卒業。指揮を広上淳一等各氏に師事。06年東京国際音楽コンクール<指揮>において最高位に入賞。神奈川フィル常任指揮者、名古屋フィル正指揮者。八王子ユースオーケストラ音楽監督。

(c)Yoshinori Kurosawa

皆様こんにちは。指揮者の川瀬賢太郎です。この度は同業者であります石﨑真弥奈さんにお誘い頂いてこのコミュニティのメンバーに加えて頂きました。デビューして13年、芸術鑑賞教室などを指揮する機会もありましたが、いつも「こちらの一方的な音楽を押しつけているのではないか?」「もっと色んなアプローチで音楽の魅力を伝えれるのではないか?」と思っておりました。今回のコミュニティで皆様と繋がることで、お互いそれぞれのフィールドでの新しい刺激になれば良いなと思っております。心から楽しみにしております。

柴田真郁(Maiku Shibata)

国立音楽大学声楽科卒業。2003年に渡欧し、欧州各地で指揮の研鑽を積む。帰国後は主にオペラ指揮者として活動し、イタリア・オペラから新作初演まで幅広く取り組む。2010年、五島記念文化財団オペラ新人賞(指揮)受賞。

音楽は誰にでも平等なコミュニケーションツールだ!
直面する課題と目指すべき社会についてざっくばらんに音楽科の先生達と語り合いタイ!

(c)ai ueda

冨田 実里 (Misato Tomita)

現在、新国立劇場バレエ団レジデント・コンダクター。2013年デビュー以来、英国イングリッシュ・ナショナル・バレエ等の客演指揮、日本でも多数のバレエ公演で指揮を務める。国立音楽大学ピアノ専攻卒業。桐朋学園音楽学部指揮教室等で指揮を学ぶ。

(c) Shoko Matsuhashi

コロナ禍で社会が大きく変わっています。「音楽は人の心を動かす」とは常々言われてきましたが、今こそ音楽文化の必要性や重要性を様々な立場の方々と改めて一緒に考える機会なのではないか、と思っていた中、石﨑さんより新たなプロジェクトを立ち上げたいと話を聞き、むすびタイ!活動に私も参加することにしました。
音楽科の先生方と、共に交流をしながらお互いに新たな創造をしていけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。

音楽科教員

※運営メンバーのうち以下教諭3名においては、この活動に伴う収益には一切関与せず、非営利で活動します。

土谷沙織(Saori Tsuchiya)公立中学校音楽科教員

東京音楽大学、千葉大学大学院を卒業後、公立中学校の教諭となる。少ない授業数での行事運営(合唱)と他の単元の両立を模索している。「生徒が主体的に合唱を創り上げる力の育成に関する研究」(2019)執筆。音楽之友社『教育音楽』2016年5月号「こだわりをもって音楽を表現しよう」掲載。

「専門に深く学んだことが無いにもかかわらず、専門的なことを実践し、指導する。」これは私が仕事をする上で、一番困り感を抱いていたことです。この仕事は、未来への可能性が無限大にある生徒たちに、きっかけを与えることができる責任の大きい仕事だと思っています。だからこそ、中途半端な知識ではいけないと思いました。このむすびタイ!では、私のように困り感をもった先生たちの手助けに微力でもなれればと思っています。そして、それが児童・生徒たちに還元できることを願っています。

黒川千尋(Kurokawa Chihiro)公立高校音楽科教員

東京音楽大学(音楽教育専攻)卒業。
神奈川県立高等学校教諭。
混声アカペラグループ「kicot」に所属しライブ活動を行ったり、ピアノ弾語りソロ「CROCH」として、ライブ活動やCD発表したりしている。

高校では、芸術の専任が各校一人というのも珍しくなく、気軽に授業について相談したり、音楽について話したりできず、地区等の先生方と集まるような研修の機会があっても、授業・部活動・校務などでなかなか学校から出られないという困り感や孤独感を日頃から感じています。
このコミュニティの中で、職種も校種も関係なく、音楽に携わる人たちと繋がって、気軽に悩みをシェアできたり、ただ語り合ったり、自己研鑽したり…そんな場になったらいいな、そして少しでも誰かの力になれたら…と思っています。
ここで得たものが、子どもたちに還元できることを願って。

齋木麻美(Asami Saiki)公立高校音楽科教員

東京学芸大学 教育学部 芸術スポーツ文化課程 音楽専攻卒業、同大学院修了。上野学園大学、東京音楽大学にて指揮の研鑽を積む。
東京家政大学助教、鶴見大学音楽実技助手を経て、現在高校音楽科教員2年目。東京家政大学フラウエンコール常任指揮者。

大学卒業後、指揮者の先輩方や仲間たちにご一緒させていただき、亀の歩みですが指揮の勉強をするようになりました。そこで学ぶ音楽は、仕事の忙しさに紛れて過ぎてしまいそうになる日常の中で、音楽の感動や喜びを強く感じさせてくれて、生徒たちに伝えたい音楽を考える原動力になります。
また、授業で生徒にどのような音楽をどのように教えるのか、他の音楽の先生方と話し合う中で大事なことに気付かされたり新たなアイディアが生まれたりすることを実感しています。
今年度は初担任となり更にあっぷあっぷする日々ですが、皆さまとご一緒に学ぶ機会をもち、沢山の刺激をいただき、生徒たちにその学びを還元していきたいと思います。